NPO法人りんぐりんく 概要
設立趣旨書
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- 現在の日本での最重要課題として、少子高齢化現象があげられる。高齢者対策に比べ、少子化対策は、未だニーズの模索であり、始まったばかりである。
また、この少子化傾向とともに、子どもへの虐待、あるいは子どもによる忌まわしい事件が増えている。日本の将来を担う子どもとともに、その子どもを育てていく親への支援・応援が急務である。
私たちの住む横浜市都筑区を中心とした港北ニュータウンは、横浜市18区の中でもっとも平均年齢が低く(37歳)、子育て世代が多い。また、その住民の多くは、他の地域からの転入者が占め、子育てをしながら地域に溶け込むことが容易ではなく、孤立傾向にある。孤立は、密室育児の引き金となり、子育ての悩みや不安を解消できず、精神的に追い詰められてしまう場合が多い。
その解消と、おおらかな育児のためには、現在失われつつある地域力の再生が必要であり、地域ぐるみで健全な青少年の育成を見守る状況を作っていかなければならない。地域の異世代交流によって、子どもからお年寄りまで、笑顔で自分らしく暮らしていけるような環境が必要である。昔ながらのご近所のよさを活かしつつ、個人個人の生き方を認め合うことのできる場とシステムの新たな構築をしていきたい。
このような考えの下に、私たち有志は、子育て支援を中心としたまちづくりをするべく、「NPO法人 りんぐ りんく」を設立し、意欲ある地域のメンバーを募り、非営利団体として、子育て支援・まちづくりを中心とした活動を通じて、社会に貢献しようとするものである。
それらの活動の目標は、少子化の歯止め、異世代交流の活性化、マニュアルにとらわれない自分らしい生き方の推進、地域福祉への貢献、精神的バリアフリーな地域づくり、将来を担う人材の育成、地域の再生と活性化、人と街そして地域を繋ぐ情報の発信、等々広く公益に寄与するものとする。
平成18年11月24日
法人の名称 NPO法人りんぐりんく